わたしのような天気

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  • 写真集「とてもせまいせかい4」

    ¥2,000

    価格:2,000円 仕様:B6 / 32ページ / 中綴じ製本 「とてもせまいせかい」シリーズとは、俳優・写真家のわたしのような天気が居候先で撮影した写真で構成された写真集です。このシリーズでは、今まで3冊写真集を作ってきました。全て手製本のzineです。しかし今回は、内容が今までよりも生々しく、よりプライベートだったため、敢えて発注してシンプルな中綴じの製本にしました。居候先に置いたカメラで撮ってもらった私の写真が6割、私が撮った写真が4割くらい入っています。 ー 【写真集『とてもせまいせかい4』ステイトメント】 中学生の時、授業中。 私の魂は宙に浮き、机に座って固まっているダサい制服姿の私を見ていた。黒板の上の時計の画角から見る私は、すごく小さくて、醜かった。 17 歳の時、初めて舞台に立った。 人には客席に目を持てと言っていたけれど、私には、芝居を繰り返せば繰り返すほど、魂が体に戻っていく感覚があった。 精神が不安定なとき、私は自分の体にカメラを向ける。 今、ここにいる。私の身体は確かにここにある。 それでしかないのだ。どうやったってここ以外のどこかにはいけないし、でも逆に私の身体は、確かに今ここに存在する。 今、ここ。 今、ここ。 ここでしかない、今、ここ。 10 代の時、クレヨンで自分の裸の体の絵を書いていた。 細くて、そしてノイズのない自分の体を、美しいと思っていた。 だけどその理想とは裏腹に、私の体は歪んだり、表面が荒れたり、傷ついたり、大きくなったりしていった。 カメラを向けられると、思わずそれっぽい顔をしてしまう。綺麗で清潔であることをやめたくて、居候先の机の上にカメラを置いた。 泣いているところも、キレているところも、太っている箇所も、肌荒れも、全部、同じように写してもらうよう依頼した。 血のつながりも、恋愛関係もない他者の目は、私の身体を均等に並べてくれた。そしてそれと同時に、私が撮る家の写真も少しずつ変わっていっていることに気がついた。伝わることや綺麗であることに意味はなくなり、そこにあるものをただ写していった。 身体の外側とカメラの向こう側の風景が、ゆるやかにつながっていく。

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